昨今、生命会社の保険募集人や代理店の保険募集人による金銭詐取、費消流用等の不祥事件が多発していることにより、保険募集人に対するコンプライアンス・リスク管理態勢の高度化が求められている。
その実態として、生命保険会社数社への保険募集人アンケート調査や、金融庁の立入検査も現在行われている状況である。
そこで、事態を重く受け止めている生命保険協会は、「営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化にかかる着眼点」として、保険募集人の行動管理やコンプライアンス態勢の高度化を図るにあたっての考え方に関する原理・原則や取組例等を取りまとめた資料を公表した。
自社において不祥事件を発生させないためにも、当該資料を使って教育研修を行うことは事前の防止策として有効かと思われる。是非、体制整備に活用してください。
(※昨今の各生命保険会社の保険代理店監査、検査において、この金銭費消、不祥事教育の有無、コンプライアンスの徹底を行っているかどうかについても対象項目になっています)
教育資料は、生命保険協会のウェブサイトのリンクページをご覧ください。
■生命保険協会(※募集人が分かりやすい資料は概要版と思われます)
＜コンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化に係る着眼点＞
＜コンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化に係る着眼点(概要版)＞
体制整備外部監査